埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1015
■ 種類 論文
■ タイトル 硫酸塩還元条件におけるセルロースを共存基質とした高分子リグニンの分解特性
■ 著者 高在中    韓国建設技術研究院
清水芳久    京都大学大学院
池田和弘    埼玉県環境科学国際センター
金錫九    韓国建設技術研究院
松井三郎    京都大学大学院
   
   
   
   
   
   
■ 出版元 (社)廃棄物資源循環学会
■ 出版年 2009
■ 誌名・巻・号・年 廃棄物資源循環学会論文誌、Vol.20、No.3、151-160、2009
■ 抄録・要旨 硫酸塩還元条件における高分子リグニンの分解についてリアクター実験により調査を行った。セルロースを共存基質として与えて連続実験を行った結果、高分子リグニンは最大12%減少し、低分子リグニンの構造を持つAPPL(Acid PrecipitablePolymeric Lignin)が増加した。このとき、Hydrocinnamic Acidなどの芳香族リグニンモノマーも同時に検出された。このことから、共存基質としてセルロースを加える硫酸塩還元条件でのバイオレメディエーションが、リグニン分解に有効であることが示唆された。
■ キーワード バイオレメディエーション リグニン 硫酸塩還元条件
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